総監督の部屋


令和6年1月9日

 新年明けましてあけましておめでとうございます。

 

 昨年度は、各大会に出場させていただき、各大会運営関係者の皆様には何かとお世話になり、本当にありがとうございました。

 3年生は秋以降、各大会にて本当によく頑張ってくれました。春先からは想像も出来ない成長を見せてくれ、一人一人が野球に一生懸命向き合った結果だったと思います。高校野球に向け、まだまだ課題はありますが、自分の力を信じ、真っすぐに進んで行って欲しいと願っています。

 

 新チームは2年生12名、1年生10名の計22人でスタートしました。これから新たな戦いが始まります。レギュラーを勝ち取る為の戦いです。22人の内、試合のスタートに出れる選手は9名です。試合に出るためにはどうしなければいけないのか。同じポジションの相手に勝たなければなりません。自分自身で勝ち取るしかありません。まだまだ自覚が足りない様に見受けられます。この冬、どれだけ自分を追い込むか。楽をしようとする自分にどれだけ勝てるのか。いつも言っていますが、同じ練習内容、量では相手に勝てないでしょう。自分の力を把握し、課題をもってこの冬に取り組んだものがこの春、メンバー表に名を連ねる。より一層の競争を期待しています。

 

 硬式野球を考えておられる小学生の児童の方、硬式野球に興味のある方は時期など問わず、随時体験会をしていますので、一度、当チームの活動を体験されませんか。何かのお役に立てれば幸いです。

 

 今年も選手、スタッフ、関係者の皆様にとって幸多き一年になりますようご祈念いたします。


令和5年4月19日

 11期生は卒団式も終わり、いよいよ高校野球ステージに挑みます。新しい環境や練習に戸惑いもあると思いますが、早く慣れ、そして自分自身の目標に向け取り組んで欲しいと思います。最後の足立杯で見せた粘りがあれば、きっと頑張ってくれるものと信じています。

 新チームもスタートし、4月の松原杯ではしぶとく粘り勝ち、優勝という素晴らしい結果を出してくれました。まだまだゲーム内容は褒められるものではありませんが、

スリースターズの伝統ともいえる「最後まであきらめない」姿勢は、新チームも持ち合わせてくれています。その気持ちは、普段の練習から養われるものです。もっと貪欲に常に一生懸命に取り組む事。練習をおろそかにしてゲームで結果を出せる程、野球は簡単ではありません。まだまだこれからです。

 

 新2年生は春先からチャンスに恵まれてはいますが、3年生が少ないから出れる。そういう気持ちでは、恐らく上の試合では通用しないでしょう。自分が出る。活躍する。チームを引っ張る。そういう姿勢をどんどん見せて欲しいと思います。

 

 新1年生は、元気もあり、先日の練習試合では、全員が「野球を楽しむ」そういう姿勢が見られました。まだまだ不安もあるでしょう。しかし、「野球を楽しむ」この姿勢は大切です。どんどん前に出て、2年生を脅かす。いや2年生を抜いてくる。そんな期待を感じさせてくれる内容でした。

 

 チーム全員がもっともっと競争し、そして自信をもってレギュラーを獲る。県知事杯までどんな競争をしてくれるのか。楽しみにしています。


令和4年12月1日

 秋から各大会に参加させて頂きました。関係各位には運営、会場設営、宿泊などご尽力賜り、本当にありがとうございました。

 夢クラブ大会は、何とか決勝まで駒を進めましたが、残念ながら準優勝。レッドスターカップでは和歌山・大阪の強豪ボーイズチームに粘り強く戦い、予選リーグを1位通過し、ベスト8まで進みました。ベスト8では力及ばず敗退となりましたが、気持ちの入った良い試合であったと思います。

 

 3年生のこの時期(高校野球に踏み出す前)に力のある投手や打者、総合力の高いチームと対戦することは選手にとっては素晴らしい経験になったと思います。

ただ、大切な事は、自分とどう違うのか、どうすればあのような打撃や投球、守備などが出来るのか。または体幹などが強くなるのか。

 これから高校・大学と野球を続けていく中の過程で、自分自身を成長させるにはそういった相手の良いところを理解し、技術など盗んでいくことも大切になります。負けから学ぶ事。何かを得てくれた事でしょう。

 

 3年生もいよいよ最後の大会、足立杯。全員で有終の美を飾ってくれると信じています。

 


令和4年11月1日

 10月から始まったレッドスターカップの予選が終了しました。大会参加にあたり、主催のレッドスターズ様には何かとお世話になり、本当にありがとうございました。また、各試合会場を使用させていただきましたチーム関係者の皆様にも重ねて御礼申し上げます。
 残念ながら予選敗退となりましたが、スタッフはじめ、選手にとっては他リーグとの交流、そして高いレベルのチームとのゲームは、大変貴重な経験となりました。本当に感謝申し上げます。

 さて、夏以降3年生は練習試合を含め、実戦が多くなり練習量が少なくなったのは否めません。毎年同じようなチーム作りをしてきましたが、今年は私自身の甘さが出たように感じます。例年なら試合に行っても合間のトレーニングや試合後のランニングなどを枷て来てましたが、今年のチームに至ってはそういう所での追い込みが不足していたと考えます。結果、ゲームの中での粘りや淡白さに繋がってしまったように感じます。後悔先に立たず。少々無茶でも、批判があろうとも、選手に嫌がられようとも、やらないといけないと感じた事は即実行する。勿論技術の習得は大切な事ではありますが、まずは根気よく、出来るようになるまで、出来るようになっても忘れないように継続して続ける事の大切さを今一度、徹底していかなければと考えさせられた大会となりました。

令和4年8月1日

7月23日・24日と宮本和知杯福井嶺北大会に出場させていただきました。大会に際し、福井嶺北シニアの皆様には
会場設営や宿泊手配など何かとお世話になり、本当にありがとうございました。

結果は惜しくも予選リーグで敗退となりましたが、紙一重の展開で、選手は最後まで粘り強く戦ってくれました。ツーアウトランナーなしから、2度得点があげられた事は、本当に素晴らしい粘りだったと思います。
しかし、やはり野球は投手を含め守備が崩れると、なかなか勝てるものではないという事をわかってくれたはず。普段から細かく指導されていることをもっとしっかりと受け止めて欲しい。一つのミスがゲームの中で、大きく流れを変えてしまう。
練習から自分に厳しく、一つのミスも許されない状況の中で、しっかりプレッシャーを感じて取り組んで欲しい。ゲームでは自信をもって出来るように。そのためには何度も何度も練習を繰り返すしかないと思う。暑い中、きついトレーニングにも励み、一歩一歩成長してくれる選手たちを頼もしく思いながら、秋以降の大会は悔しい思いをさせないよう、もっともっとやるべきことに力を注がなければと感じた大会でもありました。

一年生は交流戦もいよいよ準決勝。けが人、病人なく元気で試合当日を迎えて欲しい限りです。まずは、元気だけでも絶体負けない気持ちで戦ってほしいと願います。
 

令和4年3月21日


10期生の選手へ


10期生の選手、卒団おめでとう。あっという間の三年間でした。


当初、4人だった選手も2年目には7人になり、最終学年では総勢14名になりました。14人、誰一人脱落する事なく卒団までやりきってくれ、本当に嬉しい思いとともにもう一緒に野球が出来ない現実に今は直面しています。


一人一人個性があり、野球への考え方、取り組む姿勢、モチベーション、それぞれの思いが交錯する中で、最終学年、秋の大会に臨みました。あと一歩で上位を掴める。しかし、その前で敗退。勝利を掴みきれない。そんな結果が続きました。それでも10期生最後の大会、「足立杯」でみんなの気持ちが一つになりました。決勝では敗退したものの先輩達も結果を残せなかった「足立杯」で初めての準優勝を勝ち得ました。最後まで貪欲に勝利を目指し、練習に取り組んできた成果の賜物だと思います。


これからは各学校へ進学していきますが、高校では全員がライバルです。友達感情はグランドの外。野球では自分の力でレギュラーを勝ち取らなければなりません。人一倍のやる気、努力、そして何よりそれらを続けていく強い気持ち、根気。このチームの卒団生ならきっと出来ると信じています。高校野球生活は長いようで短い。悔いを残さないようしっかりと先を見据え、取り組んで欲しいと思います。そして一人でも多くの選手が高校より上の舞台で野球を続けてくれる事を願っています。活躍を期待しています。


          総監督 堂本一康


 令和3年11月1日
10月から始まったレッドスターカップの予選が終了しました。大会参加にあたり、主催のレッドスターズ様には何かとお世話になり、本当にありがとうございました。また、各試合会場を使用させていただきましたチーム関係者の皆様にも重ねて御礼申し上げます。
残念ながら予選敗退となりましたが、スタッフはじめ、選手にとっては他リーグとの交流、そして高いレベルのチームとのゲームは、大変貴重な経験となりました。本当に感謝申し上げます。

さて、夏以降3年生は練習試合を含め、実戦が多くなり練習量が少なくなったのは否めません。毎年同じようなチーム作りをしてきましたが、今年は私自身の甘さが出たように感じます。例年なら試合に行っても合間のトレーニングや試合後のランニングなどを枷て来てましたが、今年のチームに至ってはそういう所での追い込みが不足していたと考えます。結果、ゲームの中での粘りや淡白さに繋がってしまったように感じます。後悔先に立たず。少々無茶でも、批判があろうとも、選手に嫌がられようとも、やらないといけないと感じた事は即実行する。勿論技術の習得は大切な事ではありますが、まずは根気よく、出来るようになるまで、出来るようになっても 忘れないように継続して続ける事の大切さを今一度、徹底していかなければと考えさせられた大会となりました。
                                         総監督 堂本一康

令和3年8月8日

毎日、暑い日が続いていますが、高校野球もいよいよ各地区の代表校が決まりだしました。当チームの6期生も最後の夏を迎え甲子園を目指し、一生懸命戦ってくれましたが、残念ながらあと一歩という所で最後の夏を終えました。

 夏を勝つ切る事の難しさ。勝ちあがるチームの強さ。色々の経験を積んだことでしょう。本当に最後までよく頑張ってくれました。少しゆっくりして、今後の進路などを考え、出来るならまだまだ野球を続けて欲しいと思います。

 

 さて、在団生は先日、三田シニア様主催の三田市長杯に参加させていただきました。三田シニアの関係者の皆様、保護者の皆様には会場の準備、グランド整備など本当にお世話になり、ありがとうございました。

 試合は序盤から、チャンスを作るものの、得点できず。中盤に先制される嫌な展開。6回に3点越すも相手チームの強い気持ち、粘りに逆転され、4-6で敗戦しました。練習試合からは考えられない内容でありましたが、やはり公式戦というプレッシャーがあったのかもしれません。この敗戦をどう糧とするか?一人一人の反省、また課題にどう取り組んでいくかにかかっていると思います。幸い、敗戦後の練習では一生懸命さや泥臭さ、ひたむきさを感じました。個々の力はある。しかし過信や慢心はしていないか?今一度謙虚な気持ちで取り組んで欲しい。

 

 秋の陣はもう、目の前です。平日練習のあるこの夏休み。やり切ったものだけが、秋以降に笑えるとおもいます。

                           総監督  堂本一康


令和3年3月22日

 ながらく更新できず申し訳ありませんでした。

 3年生の最後の大会「レッドスターカップ」が神戸ほっともっとスタジアムで行われました。準決勝で残念ながら敗れてしまいました。強豪チーム相手によく食い下がったとも言えますが、やはり本来の動きではなかったように感じました。しかしながら、夏からの成長には目を見張るものがあり、本当によく頑張ってくれたと思います。これからが本当の勝負。負けた悔しさを決して忘れず、高校でも更なる活躍を期待しています。

 さて、新チームの2年生もいよいよラストシーズン。冬のトレーニングは例年に比べサーキット重視でしたが、バッティングも十分出来、実戦でどれだけ出来るのか?今後の楽しみでもあります。

 2年、1年ともに7名で合計14人の選手一人ひとりが、自分がチームを引っ張るという強い気持ちで取り組んで欲しいと思います。

                           総監督  堂本一康


令和2年11月10日

10月31日、11月1日の二日間、西脇市長杯に参加させていただきました。

大会に際し、主催の北播シニア様の関係者の皆様には何かとお世話になり、本当にありがとうございました。

1回戦、準決勝、決勝と粘り強く戦い、優勝という最高の結果を残してくれました。

118日にはレッドスターカップリーグ戦の最終戦対柏原シニア戦を行いました。前日の雨でグランドコンディションが懸念されましたが、主催のレッドスター様のご尽力により、試合を行うことができ、本当にありがとうございました。

何人かの選手を入れ替え試合に臨みましたが、数人の選手に緊張が見られました。緊張や不安。野球をするうえで避けては通れない事ではありますが、試合の前から、試合中のすべての場面でプレシャー感じながら野球をやって、楽しいですか?

厳しい言い方かもしれませんが、投手なら打者との勝負。打者なら投手との勝負を楽しむ事が野球だと思いますが・・・。

野球人生、まだまだ先があります。試合で結果が出なければ、また練習するしかない。またその練習をもって試合に臨む。その繰り返しだと思います。結局、練習を一生懸命取り組めない選手が、試合で緊張するのではないでしょうか?

試合後のミーティングでも話がありましたが、試合を想定した取り組み。自分に対して追い込んで練習ができているか?

それが普段から言われている事なんだと思います。攻走守、すべてが試合に直結する。だから練習で厳しくする。練習は何度も出来るから。そして試合では勝負を楽しむ。試合でのミスはやり直しがきかないから起きたことは仕方ない。割り切って考え、そしてまた自分自身を練習で鍛錬する。それしかないと思います。週末、練習試合を入れていますが、先日のゲームで結果の出なかった選手がどのくらい自主的にやってくるか。楽しみにしておきます。

                      総監督 堂本一康

令和2年10月8日

秋の陣、レッドスターカップ予選2試合目を行いました。

初回、2アウト満塁まで攻め込まれるも、無失点で切り抜ける。1回裏の攻撃中倉が2ベースヒット。宮田がレフト前で続き、好機を作るもののあえなく無得点となる。しかし、この回が選手の成長を垣間見る回あった。まず守り。池田はピンチで4番を迎えたが粘り切り、三振を奪う。簡単に流れを渡さなかった。5番を出し、6番打者に2アウト、カウント3ボール2ストライクまで粘られたがセカンドゴロで切り抜ける。いつもなら不安な気持ちが投球に出ていたが、気持ちを前面に出したナイスピッチングであった。その裏、先頭が2ベースででる。ここで、12番が簡単に打ち取られる事なく、出塁した事で、相手投手・チームに大きくプレッシャーを与える事になった。中盤先制されたものものの、4回裏に2アウトランナーなしからの3点は、ラッキーが重なったとは言え、一人一人の気持ちの繋がりがあったこその結果だった。塩野の本塁打で加点したが、流石に最終回は相手チームの粘りにあい、一打同点まで攻め込まれたものの投手を含め、守り切り2勝目をあげた。ナイスゲームであった。まだ3戦目・4戦目とあるが、同じように出来ないのが野球の難しさである。まだま成長できる。もっともっと上手くなりたい。勝ちたい。強い気持ちをもって練習に取り組む。さらなる成長を期待しています。

                        総監督 堂本一康 


令和2年7月28日

今年初めての大会「三田市長杯」に参加させていただきました。

主催者の三田シニア様をはじめ、関係者の皆様方には大変お世話になり、本当にありがとうございました。

またとりわけ試合会場の神戸中央シニア様には、前日の雨の悪コンディションにも関わらず、グランドの整備にご尽力賜り、心より感謝申し上げます。

初の大会、緊張もあったようですが、前半は投手を中心に粘り強く守り、何とか食らいつく姿勢は見えました。しかし、先行されるといつもながら、ズルズルと試合の流れを変える事が出来ず、終われば0-9の完敗。このチームには、試合の中で流れを変える事の出来る選手が本当に見当たりません。走攻守のレベルはあがっては来ている。しかし、ゲームの中で結果が伴わないのは何故か?一人一人よく考えてほしい。ゲーム後監督から話がありましたが、みんな誰かの責任にしている。点を取られるのは投手、あそこで打ってれば・・・・。そんなタラればでは勝てないでしょう。一人一人が勝ち負けに執着する。みんなが自分の力の中で出来る事を考える。何のためにしんどい練習をしてきているのか?練習をクリアして満足してる?それではダメ。ゲームに勝つ。自分が活躍するために頑張るのではないですか?しっかりと気持ちをもって取り組んで欲しいと思います。

                      総監督 堂本一康


令和2年7月9日

先日いつも親交のある兵庫神戸ポニーさんと練習試合をさせていただきました。

数日の雨で、グランド状態も心配されましたが、先方様のご努力により試合が出来ました。

グランド整備や準備にご尽力をいただき、関係者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

さて、試合のほうですが、Aチーム。投手陣の制球難が見受けられました。特に2アウトからの四死球は

いただけません。せっかくリズムよく投げていても、簡単に自ら崩れてしまう。打たれて出すより、四死球は

守備のリズム、そしてその後の攻撃に本当に影響してしまう。特に下位打線での無駄な四球は、上位打線に繋

がってしまうので、そのあたりの投球をよく理解し、投げて欲しいと思います。打者の方は、普段から指導、

注意されている部分を理解し、自分自身でよくなろうとしているのか?少し疑問です。

毎回同じようなスイング(ミスの多いスイング)をしている選手と、よく理解し、自分でしっかりと調整し、

試合をイメージしながら、バットを振りこんでくる選手の差が顕著です。たまたま打てたとかではなく、自分で

しっかりとスイングを作りあげ、自分の力を信じて打席に臨んでほしい。そのための練習だと思いますが・・・。

一年生は初めての試合。いつもの明るさやアグレッシブさに欠けていたのは、緊張だっととの事(苦笑)。

8−0からの劣勢も中盤から粘り、6回裏の9得点で大逆転。最終回、相手の粘りで追いつかれるも、その裏、

サヨナラ勝ちを収めてくれ、初陣を飾る事が出来ました。当チームの最後まであきらめない粘りの野球の継承

を予感させてくれる頼もしい結果だったと思います。試合が終わってから、コーチにランニングを命じられ、

嫌々走ってるかと思いきや、楽しそうにタイムトライアルに取り組む姿は、きっと自分に答えが返ってくると

思います。努力するものに幸運は微笑むでしょう。さらなる頑張りを期待します。

                      総監督 堂本一康


新型コロナウイルスの影響で、選抜、そして夏の甲子園大会まで中止となり、高校球児にとっては

本当に悔しく、また一気に目標をなくし、やるせない気持ちで一杯かと思います。

当チームの6期生も春先にグランドを訪れた時は、高校野球の集大成として、最後の夏に向かう強い

気持ちと自覚を感じましたが、ただただ残念としか言えません。しかし、各地で代替え大会は行われる

とのこと。高校最後の夏、各県の1位を目指し、悔いのないプレーを期待します。

さて、我チームも例外ではなく、4月以降対外試合も自粛した参りましたが、今月よりいよいよオープン戦が始まります。

選手にとっては、やっと試合が出来る喜びと、不安な気持ちが交錯していると思います。しかし、君たちが昨年末から、

いままで頑張ってきた成果を思う存分楽しんでほしい。勿論、結果は大切ではありますが、大事なことは、自分の今の力

を最大限に発揮出来るかという事だと思います。いい投手にかかれば、当然打てないこともある。いいバッターと対戦すれば

打ち込まれるかもしれない。でも、それによって自分の今の力がわかるし、今後の自己の成長に繋がるものだと思います。

試合。それは自分の力を試す場。結果はどうであれ、一生懸命、元気のあるプレーを願います。

                              総監督 堂本

 


令和元年12月1日

三年生最終仕上げになる秋の陣がすべて終了いたしました。
和歌山での夢クラブ大会は、予選リーグでは敗退しましたが、得失点差で準決勝に残り、見事優勝を遂げました。レッドスターカップは、初戦こそ勝利しましたが、残念ながら3回戦にて敗退。そして最後の大会となる主催大会の足立杯。大会にご参加いただきましたチーム、並びに関係者の皆様、本当に有難うございました。毎年、なかなか結果の出ない大会ですが、今年も初戦に敗退。最後の大会として三年生は力を合わせ、なんとか勝利をものする。諦めない。そんな姿勢は随所に感じられましたし、本当によく頑張ってくれたと思います。お疲れ様でした。高校での活躍を期待しています。
新チームもスタートしました。人数が少ないので、練習はしんどいかもしれません。しかし、少ないという事は、試合に出れるチャンスも多いはず。打撃や守備練習も数多くできるはず。これってやりがいがあるのでは?気づいていますか?一生懸命やってはいますが、まだまだ考え方が甘いように感じます。野球が好きなら、ゲームで勝ちたいなら、自分が上手くなりたいなら何をすべきで何が足りないのか。よく自分自身を知る必要があると感じます。
「バッティングしたい」「打ち込みたい」。ほんまにバット振り続ける事が出来る選手、チームに何人いるだろう?バッティング練習ってホントはすごくしんどいって分かってる選手何人いるだろう?ホンマに打ち込みたいなら、倒れるぐらい、足がつるほど、豆が破れて手が血だらけになるまで、出来る?それが本当の打ち込みをやるってこと。それだけやっても試合で結果が出るとは限らない。だからまた、練習する。技術はともかく、そんな気持ちのある選手になって欲しいし、そういう選手の集団がきっと勝利に近づくと考えます。
考え方を変えれば、行動も変わるはず。今からしっかりと取り組んで欲しいと思います。

                  令和元年5月6日

しばらくぶりの更新を致します。いよいよ当チーム8期生も最終学年を迎え、寒い冬を乗り越え

シーズンインしました。春先から、練習試合をこなし、4月には今季初大会の「松原丈夫杯」を

開催致しました。今年は、リーグ戦形式の大会となりましたが、予選リーグは一勝一敗となり、残念ながら決勝戦には進めず、3位決定戦に進むこととなりました。なんとか、3位を勝ち取って欲しいと思います。チーム全体としては、大雑把な試合が目立つ。特に投手陣が崩れると、劣勢を跳ね返す力がまだまだ足りていない。一人ひとりがもっとゲームに執着して欲しいと感じる。練習で必死に自分を追い込んでいる、またひたむきに取り組んでいる選手は、やはりゲームで結果が出ているとと思う。では、試合で結果が出ない選手は、練習でどうなんだろう?よくよく見ていると、常に「一喜一憂」している選手。うまく行く時は、楽しみ、うまくいかない時は落ち込む。そんな練習やっていたら、試合でも浮き沈みしてしまわないだろうか?

難しい言い方かも知れないけど、「うまくいかない事」が多いのが、野球。特に打撃は、うまくいかない事が多い部門。打てなくても、また、次に練習して試合に向かえば良いと思うし、これから、まだまだ取り返しのチャンスはあるはず。今日ダメでも明日、明日ダメでも明後日。1年後、2年後、3年後。まだまだ始まったばかり。失敗は当たり前。自分の実力を知り、日々練習。うまく行った時の楽しさ。自分の活躍で勝てた時の喜び。守備・打撃・走塁。輝ける場所はたくさんあるはず。ただし、唯一、投手だけが試合を支配、コントロールできる高い場所にいる。野球はやはり、投手。投手はその責任をもって取り組んで欲しい。一番しんどいポジション。しかし、一番目立つ、注目されるポジション。その分、人より頑張らないと試合では輝けないと思う。投手陣の奮起を期待します。

                           総監督 堂本一康


12月1日、8日9日に第5回足立杯を行いました。大会にご参加いただきましたチーム、

並びに関係者の皆様、本当に有難うございました。毎年、なかなか結果の出ない大会ですが、今年も第4位で終わってしまいました。しかしながら、最後の大会として三年生は力を合わせ、なんとか2つの勝利を収めた事は、夏頃のチーム事情からすると、本当によく頑張ってくれたと思います。

選手には、大会終了後に話しましたが、やはり野球は投手が大切。投手を中心にしっかりと守れるチームは失点が計算できるわけで、当然攻撃も集中しやすく、ゲームの組立もしやすくなる。そういうゲームプランを構成するならば、守備力も必然的に上げる必要があるし、一人ひとりの意識も変わるはず。

野球はそのチームチームで考え方や、ゲームプランは違うので必ずしも守備力がすべてとは申しません。しかし、高校に行けば、「守れない」選手はなかなか使って貰えないのは現実。守備の意識をしっかりともって、高校に向かって欲しいと思います。

新チームも今、一生懸命やってはいますが、まだまだ考え方が甘いように感じます。中学生にはなかなか理解することが難しい指導もあるかもしれません。しかし、監督、コーチの話を聞き逃さず、また聞いたことをノートに付け、見直す。そういう習慣をつけていけば、自分自身のプラスになるはず。その意識。難しい?ですか?考え方を変えれば、行動も変わるはず。今からしっかりと取り組んで欲しいと思います。

先日、関係者の皆様、スタッフで忘年会をいたしました。総勢20数名。少年野球関係 審判団、OB面々。色々な方々の支援があってこそ。ご好意に甘えず、今後も一生懸命頑張らないといけない。改めて痛感した一日でした。              堂本一康 


8月10日

暑い暑い今年の夏、甲子園大会も始まり、ますます熱い戦いが始まりました。

当チームも創部9年目を迎え、ようやく当チーム4期生の卒団生が、甲子園出場を果たしてくれました。

彼らの出場を祝福するとともに、3年間の努力、頑張りに敬意を評します。

また、4期生の選手達は、各方面の学校でキャプテンを務めたり、またレギュラーとしてチームの中心に

なってくれた選手も多く、亡き足立名誉監督も天国から喜んでいることかと思います。今後の更なる活躍を

期待するところであります。

さて、今年も宮本和知杯福井嶺北野球大会に参加させていただきました。結果1回戦敗退となりましたが、以前より

成長している部分もあったかと思います。怪我人も戦列に復帰し、チームとしてもより一層のレベルアップが求められ

来ます。選手一人一人を見ていくと、レギュラーを掴むため、目の色を変えて取り組んでいる選手。チームに入っていれば

試合に出してもらえるという甘い考えの選手。硬式野球に携わっていれば、野球って上手くなれる。そんな考えが薄ら薄ら

見えてくる。でも、野球ってそんな簡単なスポーツではないですよ。本気で上手くなりたいという気持ちが足りない選手

ほど、自分では、一生懸命に取り組んでいるつもり。でも、もっと周りを見て欲しい。チーム内でもっともっと一生懸命な

選手がいると思う。僕も現役の時、感じた。そういう選手は置いて行かれてしまう。チーム内の競争、頑張っている奴以上に

もっと頑張る。負けない。その勝ちきってくる選手こそ、高校でも活躍出来る選手になるはず。

                          総監督 堂本一康


「今シーズンのスタート」4月16日(月)

今シーズン初めての大会である「第2回松原丈夫杯」が4月14日に開催されました。

今大会の主旨にご賛同いただき、後援いただきました三田運送㈱松原社長には、いつも

ご協力いただきありがとうございます。

また、参加いただきましたチームの皆様には、何かとお世話になり、改めて厚くお礼いたします。

初日は、一回戦と準決勝まで行うことが出来ました。大会2日目の3位決定戦と決勝戦は雨天のため、後日、日程調整後行う運びとなります。

当チームは、一回戦は勝ち上がりましたが、準決勝で南大阪さんに敗れました。

まだまだチーム力としては、力不足が否めません。技術、体力はこれから成長していく部分だと思いますが、「相手に勝つ」という気持ちが全く足らない。せっかくしんどい思いをしながら冬場を乗り越えた。その気持ちがゲームで出ない。練習の練習ではダメ。もっと

自分に対して厳しく取り組んで行かなければ、今年も良い結果は見えて来ないでしょう。

また、試合の中で、相手チームをよく見ていますか?打席に立つ前に、投手の球種を確認。打つ球(狙い球)のイメージ。ベンチやネクストで投手とのタイミングを合わせて打席に向かっていますか?前の打席の反省(振れていないければ、体のキレを出すとか)を持って次打席に向かっていますか?すべて網羅しても打てないことが多いのに、何もしていないものが打てるとは思いません。

投手、捕手、内外野手は、相手の打者の力量やバッティングの傾向など把握していますか?

投げるだけ、打つだけ、捕るだけではなく、すべての五感を働かせて野球をして欲しい。

 

それが、「勝つ」ことに繋がるのだと思いますし、そういう事ができなければ、高校で使って貰える選手にはなれないですよ!


《初練習》1月8日(月)
新年明けましておめでとうございます。
今年も一年、何卒よろしくお願い申し上げます。
スリースターズの2018年がスタートいたしました。
休み明け、例年通り?なら練習についてこれない選手が多い中、初日のスタートは病欠で一名休んでいた事以外は、100点に近いものがありました。
選手に聞くと正月早々から体は動かしていたとのこと。1・2年生ともに自覚を持って初練習に参加してくれました。
ただ、辛口な私からすれば、期待していた選手の動きが今ひとつだったように思います。特に投手陣。投手は野球の中心です。練習をガンガン引っ張って行く背中を見せていただきたいですね!今後に期待します。
2年生は最上級生になる自覚。このチームでできる時間は限られてます。悔いのないように野球に向き合って欲しいと思います。
初練習にあたって、今年もOB達がたくさん参加してくれました。ありがたいことです。その中で一言。準備運動もほどほどにキャッチボール
やバッティング練習はしないで欲しい。今後上を目指す選手として情けないと思いませんか?プロ野球選手がアップもそこそこに練習する
なんて考えられますか?どんな時も入念に体作る。準備が出来てこそしっかりした練習につながるのではないでしょうか?
仮に怪我でもして、高校の練習に影響があれば本末転倒でと思います。現役を終えた選手はともかく、現役ならストイックにグランドで姿勢
を見せていただきたい。以後よろしくお願いします。
                           堂本 一康

《第4回足立杯を終えて》12月11日(月)
今シーズン最後の大会、「足立杯」が9・10日と行われました。
ご参加いただきましたチームの関係各位には、年末のお忙しいところ本当にありがとうございました。
おかげさまで、天候にも恵まれ素晴らしい大会が開催出来ました。
また、当チームのOBの保護者様にも多数応援にお越しいただき、改めて感謝申し上げます。
残念ながら当チームは1回戦で敗退しましたが、大阪レンジャーズさんとニューヤンキースさんの決勝は、レベルの高い、また攻守に引き締まった決勝戦となり、終盤突き放したレンジャーズさんが見事優勝されました。
 
さて、3年生にとって最後の大会となった「足立杯」。残念ながら当チームの3年生は、主将の服田と溝畑の2名だけでしたが、主将の服田は最後まで一生懸命頑張ってくれました。秋からなかなか結果が出ずとも、コツコツと
練習を積み重ねて来た結果、先制タイムリーを含む2安打と気を吐いてくれました。最後に結果を出せた事は彼の努力の賜物です。高校に行っても必ず努力は報われるものと思います。活躍を期待します。溝畑は塾で最後の大会に参加できませんでしたが、練習にも真面目に通い、試合に出ることも少ない中、腐らず最後まで頑張ってくれました。
ありがとう。高校でも更なる努力で頑張って欲しいと思います。
 
1・2年生にとっては、課題だらけの足立杯になりました。やることは山ほどあります。
12月、そして来年以降どのような気持ちで取り組むのか?何度も言いますが、自分の力をしっかりと把握し、足りない部分を補う。目に見えないものとの戦い。(自分の成長はわかりづらいから)。でもね、自分の限界以上に、自分自身が頑張れば、自分の想像しない自分の実力につながる事をわかってほしい。「あれ、こんなボール速かったかな?あれ、あんなに打球飛ばせてたっけ?」そんな間隔はやり続けたものしか得る事は出来ません。
野球の道を選んだのあれば、悔いの無いように努力し、野球に向き合い、野球を全うして欲しい。そうすれば野球人生が終えたあと、勉学以上の財産を得る事につながると私は信じています。
                               堂本一康

9月4日(月)
「目標・意識のある選手」
 
長い夏休みが終わりました。今年は、7月に南大阪BBc様主催の2・1年生大会に参加させていただきました。
この大会は、各チーム総当たり戦のリーグ戦方式での大会で、計8試合することが出来ました。
成績はともかく、この時期に2年生にとって沢山のゲームが出来た事は、ゲームの中での成長という部分では、大変大きな収穫だったように思います。
最初の1.2試合は緊張勝ちで思うようにプレーが出来ていない選手も、最終戦あたりでは、堂々とプレーを出来ていた部分は今後とても楽しみな部分でもあります。そして、やる気や向上心を持ちなから迎えた8月の前半までは良かったのですが、休み明けの練習日。そこには別人の姿の選手。恐らく全休で休み明けグランドに来たのだと思います。中には体調不良で休み。病欠。なんの為の休みなんでしょうか?目標・目的があれば自ずと練習をしてくるはず。そんな期待をした私自身が浅はかでした。何度も言いますが、グランド以外の私たちが目の届かないところでどれだけやるか、どんな目標をもって取り組んでいるか、それは自分との戦いです。人より上手くなる。それは人一倍努力しているか、自分に負けずに取り組んでいるかが大切になるのではないでしょうか?
今からどれだけ自分に厳しく向き合えるか?目標と意識をしっかり持って取り組んでいただきたいと思います。

5月31日(水)
「試合から感じること」
4月はほとんどの週に練習試合をさせていただき、実戦を積んで望んだ知事杯は、昨年同様、一回戦
で敗退となりました。さすがに九州の強豪チーム、攻走守全てにおいて一枚上でした。ただ、ゲームの中で、分岐点は多々あったかと思います。先制され、中盤までは投手を中心に耐える展開。結局、中盤に点を取れるところで取りきれない。其の辺がこのチームの足りないところ。劣勢からなんとか食らいついていく
姿勢を感じないし、走塁や判断というところでミスがでてしまう。練習、実戦で補うしかないと思います。自信のないプレー、スイングが見れる。それは、練習の練習をしているから。自分を追い込む練習ができていないから。試合後、普段の過ごし方を聞いてみましたが、ほとんどの選手が、体を慣らす程度の練習。それでは、成長も自信もつかないと思います。この総監督の部屋には、いままでそういう部分にたくさん触れていますし、考え方が浸透していると思い込んでいる自分自身の不徳の致すところ。毎日コツコツ積み重ねること。それは、数ヶ月後、何年後の自分の成長に繋がる事。今一度、しっかりと自分自身で決めたことに取り組み。そして継続することの大切さを理解して欲しい。

4月17日(月)
「大会を振り返る」
3月10日11日の2日間、第1回松原杯を開催させていただきました。
参加いただきましたチームの皆様をはじめ、大会期間中、ご尽力いただきました関係者の皆様には、お忙しい中、本当にありがとうございました。
当チームはなんとか1回戦を勝ち上がり、準決勝までコマを進めました。準決勝は、乱打戦となりましたが敗退。翌日の3位決定戦ではかろうじて勝利を収め、第3位という結果となりました。懸念していたとおり、投手を含めた守りという点で、まだまだ力不足が否めません。ただ、昨年の秋以降から考えれば、打力、走力の力はついて来ていると思います。このチームの課題は、練習で出来るプレーが試合では出来ない選手が多いというところだと思います。特に、打撃の好不調が、守備に影響する。これは、自分自身の考え方を変えない限り、なかなか前に進まない事だと思います。チームに貢献する事は、打撃以外でもたくさんあることを理解してもらいたい。特に守備から攻撃にリズムを作る事を覚えて欲しいと思います。
2年生は、3年生のチームの中に入って、試合に出たいと思う気持ちがあるのでしょうか?「上の学年になったら出れる」そんな考え方を持っていたら、恐らく新入団の選手に負けてしまうでしょう。昨日のミーティングでも言いましたが、今のAチームの練習に、1年生が数名入って来ている事がどういう事が理解できていますか?いつまでたっても指示待ち。練習中の無駄な会話。何をするために、グランドに来ているのでしょうか?考え方を変えなければ、行動は変わりません。
1年生は、指導される事が多いと思いますが、ノートなどを持って、1つ1つ整理する。そして、自分自身の物にしていって欲しいと思います。

三月一日(水)
「新シーズン到来」
どこのチームも同じかと思いますが、今年に入ってから寒い日や天候の悪い日が多く、グランドでの練習がなかなかできません。
三月には主催大会もあり、選手は少し焦っているようですが、正直、この時期いつも仕上がっていませんので、私自身、何ら心配もしていません。
ここ数年、春先は結果が出ていましたが、今年はじっくりと構えて見たいと思っています。試合での結果を求め勝ちですが、無理に試合に合わ
せた練習より、着実に個々の成長を求めたいからです。先日、行った紅白戦を見る限り、十分試合の出来る準備は整っていると判断しています。
この春の大会の結果がどうであれ、選手一人ひとりの能力向上がチーム力アップの大前提になる事は間違いありません。各個人の力があがれば、自然とポジション争いも激化することでしょう。新3年生の目覚しい成長を感じるとともに、新2年生のレギュラーに近い選手の頑張りに期待しています。
また、昨年の体験会に数多くご参加頂き、ありがとうございました。また、数名の選手が晴れて入団という形になり、本当に嬉しく思っています。
全国的な大会の予選に出れることもありませんが、将来、高校や大学、またその上のレベルで通用するよう「野球」ということにこだわりをもって指導をしています。
まだ進路を決めていない子供さん、硬式をしようか迷っている子供さん。是非一度、硬式のボールに触れて、硬式野球というものを一度、確かめに来て頂けましたら幸いです。

総監督の部屋 

平成二十八年度 総括   平成二十九年 一月一日

長らく更新できず申し訳ありません。
9月から続いた3年生の大会もレッドスターカップを持って終了いたしました。今シーズンを振り返りますと、昨年の新人交流戦から始まり、春の神戸市長杯、当チーム主催の足立杯など最後のレッドスターカップまで、9大会に出場いたしました。結果は、優勝が3回、準優勝が2回と、卒団した4期生以上の素晴らしい成績を収めてくれました。この5期生は当初12人いましたが、数名の退団もあり、最後は8名という少数ではありましたが、一生懸命粘り強く戦ってくれました。
一人一人入団時から個性豊かな選手ばかりでしたが、素直に、そして地道に練習に取り組んだ結果がこの成績に繋がったものと思います。指導しながら一番関心したのは、各自が自分の野球感を持ってくれていた事と、自分自身の足りない部分をよく把握していた事。その部分で、走攻守において取り組まなければならない事に対して、疑いがなく素直に選手本人が直視できたことが一番、成長を促したのかもしれません。本当に一生懸命野球をやってくれた。ありがとう。数々の逆転劇も、高校野球に入っていく上で、大変貴重な財産になったことと思います。高校に入ればまた違う野球観を見てくれることでしょう。
 
新チームもこの冬場に入り、ようやく練習の成果が見えてきたようです。練習はしんどいし、また毎日が思うようにプレーできない事も多い。監督、コーチの叱咤も日々厳しくなってきている。落ち込むこともある。でも野球とはすべてうまくいく事が少ないスポーツだと思います。10回打って3回ヒットやったら3割打者です。失敗の方が多いのだから、落ち込む必要はないし、次へ次へチャレンジすれば良いことです。5期生のそういった部分を見習って欲しい。まだまだ先の野球人生の方が長いのだから、難しいけど、もっとよゆうを持つべし。毎日毎日、自分自身で努力し続ける。その先には自分が思っている以上の自分になっている。実際、今の自分はこの夏から比べて、どう変わったのだろう。一目瞭然。打球も強く、遠くに飛ぶようになった。肩も強く、正確な送球が身について来た。足も少しずつ速くなったし走塁も上手くなって来た。それは、頑張ってきた自分自身へのご褒美です。じゃもっと頑張れば???自分自身の想像を超える自分を見れると思います。冬休み。どれだけやってくるか。メニューは普段やっていることで十分。休み明けに会うことを楽しみにしています。最後に代表はじめスリースターズスタッフの皆様。選手、保護者の皆様、そして応援いただいています関係者の皆様。一年間、本当に有難うございました。そして、来年もよろしくお願い致します。

11月3日(木)
「足立杯」
早いもので3回目の当チーム主催「足立杯」が今週行われます。前年度優勝のオール淡路さん、準優勝の北播シニアさんをお迎えし、いつも親交いただいています大阪ニューヤンキースさん、大阪レンジャーズさん、南大阪ベースボールクラブさんにもご参加いただき、計6チームにてトーナメントを行います。足立名誉監督が亡くなられ、早3年が立ちました。現3年生が1年生の6月にご逝去され、その1年生が今、最上級生となって足立杯に臨みます。まだ、一度も優勝していませんが、今年こそなんとか優勝して足立名誉監督にその勇姿を届けて欲しいものです。
チームは2週続けて練習試合をさせていただきました。新チームは2試合で1勝1分け。まず打つ方はそこそこ力強くバットが振れてきたように思います。守備も特に大きなミスもなく、投手を含め確実にステップアップしてきているように感じます。あとは誰が2番手投手に上がってくるか?限られた中での競争は必至です。期待します。さて、一番問題なのは走塁の中での判断力。特に打球の判断、そして次の塁に行けるかどうかの判断。このあたりが全くできていない。実践数が少ないということを割り引いても判断力が悪すぎます。まず、前の塁を狙う(獲る)気持ちがない。一つでも先の塁を獲る気持ち。そして相手の隙やミスをつく。塁上のランナーは1本のヒットや長打で本塁まで還る気持ちが足りない。取れる点を取れず、結局残塁というケースが多すぎる。このようなゲーム運びではおそらく新人戦の結果は見えています。あと3週間どこまで貪欲に取り組めるか。ベースランニングをただのランニングという考えでは一生身につかないでしょう。バッティングは好不調がありますが、走塁に不調なんてありません。高校へ行くまでになんとか走塁は身につけて欲しいものです。
3年生は3年間の集大成。自分の力を試す最後の1ヶ月。結果が良くも悪くも自分自身の実力をよく知ることの出来る1ヶ月。自分の目で自分自身を知り、足りないところや長所を知り、今以上に成長するための宿題を見つけて欲しい。その宿題をもち、高校へと巣立って欲しい。その一言につきます。

10月3日(月)
「夢クラブ大会を終えて」
9月24日25日の2日間、「夢クラブ大会」に参加させていただきました。この大会は、夏まで中学軟式野球に所属していた選手たちを中心に交流を持つ大会です。
今年は参加チーム数も多く、12チームが3ブロックに分かれ、大会が行なわれました。1回戦対大阪レンジャーズ 前半から相手チームの打線に捕まり、1-6のビハインド。ここからコツコツ反撃し、8-6の逆転勝ち。ブロックの決勝戦対西多可ShineA。相手投手の好投も有り、7回まで2-4。最終回、驚異的な粘り。森岡のサヨナラ打で辛勝5-4。
25日 各ブロックの1位チームと得失点差で上がってきた2位チーム(西多可ShineA)との決勝トーナメント。準決勝対西多可ShyneB。初回から相手打線の猛攻。3点先取されるもここから1点ずつずつ反撃し、3回で追いつき、4回に一気に突き放す。10-3で勝利。決勝戦対京都ブラックス。京都ブラックスとは福井大会の準決勝であたり、なんとか勝つことが出来た相手です。相手チームもリベンジに燃えていたことでしょう。個々の力を見ても相手チームの方が1枚も2枚も上手ですが、なんとか投手を中心に粘り、6回を終わり3-5。いつもながらの逆転劇か?選手もベンチも期待する中、あと1歩及ばず4-5で敗れました。残念な結果ではありましたが、選手の粘り、諦めない姿勢に本当に成長を感じることが出来ました。まだまだ発展途上の選手たち。個々の反省を持ちながら、今後の練習にしっかりと取り組んでくれることでしょう。期待しています。

9月6日(火)
「秋初戦」
9月、最初の練習試合を行いました。2年生の試合を一試合。1年生の試合を二試合させていただきました。
相手チームは北大阪ボーイズさん。さすがに大阪のボーイズチームだけあって、体格、体力、また攻走守全てにおいて相当な差があったように感じました。
2年生の試合においては、相手ミスに乗じ、なんとか食らいつく展開。投手を中心に粘り強く戦う姿勢は評価できましたが、まだまだやらないで良い失点もあり、まだまだ課題ばかりです。ただ、打撃の方では少し光明は見えてきたよう思います。
1年生の試合においては、まず相手と戦う姿勢が感じられない。野球って楽しいスポーツのはずが、嫌々怖々野球をやっているようにしか見えません。不安ばかりが先行しているようです。まだ一年生。これから、もっともっと自分に対して厳しく練習に取り組んでいくしかありません。
どのスポーツにおいても、練習の中で自分を追い込むということが、一番難しいと思います。何が?それは休もうとか軽くしようとかという自分の心の中での
妥協。ひとつずつ考えていけば、アップの時から一つ一つの動きに対して、妥協してないか?ベースランニング、最後の一歩を抜いていないか?一つでも前の塁を狙っているか?バットスイング一回一回が自分のスイングを作り上げるため、スイングスピードを上げるため、試合を想定したスイングが心がけているか?
ノックの1本1本に絶対とってやる。送球は絶対アウトにする。タッチプレイに対する送球はストライクを投げる。そんな姿勢でプレーを行っているか?
トレーニングやランニングにおいて、自分自身で一杯一杯まで取り組めているか?結局、心技体の部分で心が欠けていると、技・体は伴わないと考えます。
心の部分。これは考え方を変える事だと思います。そして考え方を変えれば自ずと行動も変わるはず。その部分の指導においてもっと選手一人一人に対して明確な目標設定を作る事。それにたいして、段階を踏んでいく事。何事においてももっと理解しやすく取り組みやすくする事が大事だと反省しています。日々の積み重ね。そして気がついたら、成長出来ている。ひとつ、出来るようになった事の達成感。また次はその上の階段を目指して行く。今一度、しっかり考えて行く必要を感じた一日となりました。

9月1日(木)

「夏休みを終えて」

夏休みが終わりました。昨年に比べると高温の日が多く、とても過酷な夏休みとなりました。その中で、代表をはじめ、スタッフの皆様に暑い中、本当にありがとうございました。
この夏休みは、1年生にとっては中学生になって初めての夏。体調不良や怪我などで休むこともありました。2年生も同様。発熱や練習中の体調不良。
数名が何度となく練習を離脱しました。さすがに3年生はしっかりと自己管理も出来ていましたし、練習中に離脱者はありませんでした。やはり2年間の経験値と
責任感が身についてきた証だと思います。いつも、常日頃から選手には、「体調管理」をしっかりするように指導しています。なぜなら、簡単に休む選手に試合を任せることができないからです。いくら実力があっても試合当日に「体調が悪いので、休みます」ということになればオーダーからすべて白紙になってしまいます。もちろん他の選手にも迷惑がかかることになります。本人はそういう事で、色々な所で迷惑をかけていることに気付いていないのかもしれません。「高校に入ったらちゃんとします」そんな声も聞こえて来そうですが、それなら今、週2度の練習からそういう事に対してしっかりと取り組んでほしいと思います。たかが野球かもしれません。でも、選手に聞きます。「君たちのお父さんやお母さんは、しんどいから、熱出たからと言って仕事を休んでいるか?」全員が首を横に振りました。結論から申しますと、社会に出たときに通用する人になってほしいのです。よく休む人間に大事な仕事を任せますか?逆に同僚が休んでいたおかげで、大事な仕事を任せて貰えるということもあるのではないでしょうか?それはすなわち人の信頼を得る事や出世という事にも繋がるのではないでしょうか?代表はよく「人に好かる人になりなさい!」と言います。挨拶も同じです。気持ちの良い挨拶は人に好感を持って貰える一番大切な武器だと思います。野球だけではなく、将来社会に出た時に通用する為。それは、誰が得することでは無く、自分自身が一番得するためであること。野球を上手くなることより、大切なことを野球を通じ、取得して欲しいものです。

8月8日(月)

広瀬哲朗、宮本和知杯 第4回福井嶺北野球大会を終えて

7月30日から8月6日まで第4回広瀬哲朗、宮本和知杯 嶺北野球大会に
昨年に引き続き、今年も参加させていただきました。
大会を通じ関係者の皆様には、大変暑い中にもかかわりませず、ご尽力いただき本当にありがとうございました。
私どもにとって、他府県のチームや各連盟のチームの皆様方と交流させていただけるとても貴重な大会であり、貴重な経験を積ませていただける大会でもあります。
昨年は準優勝という結果。今年もなんとか良い成績を残すべく大会に向かいました。結果は優勝と言う最高の成績を残すことが出来ました。
1回戦7回裏1-2。ツーアウト一塁まで追い込まれました。そこから8番岡上がヒットでつなぎ、裏村四球で満塁。ここでキャプテン小川が起死回生の逆転満塁サヨナラホームランで勝利を手にしました。
2回戦も3点を先行される苦しい展開。打線が粘り強く反撃し、奥野の特大本塁打もあり、逆転。途中から代わった森岡が要所を押さえ、勝利。
3回戦も6回裏まで1-4という苦しい展開。6回裏に粘り腰で追いついたのも束の間。7回に守備の乱れから勝ち越しを許す。しかしここから2枚越しの粘り。先頭裏村が安打で出塁する。敵失をはさみ、森岡の同点タイムリー。最後は4番不破のサヨナラ打で決着。
8月6日準決勝。先制するも相手チームもジリジリ詰め寄る一進一退の展開。投手が粘りながら、攻撃陣が6、7回に突き放す。守備陣も澤田を中心に粘る。最後は森岡が締め、決勝進出。
決勝戦。2点先行。打線も継がり、特に下位打線の公文・服田・裏村がチャンスにしぶとくタイムリー。中盤に加点する理想的な展開。連投となった石毛が完投し、優勝。
最優秀選手は小川。優秀投手は石毛が選出されました。しかし、出場した選手全員、また控え選手が一丸となってしっかり結果を残してくれました。
大会を通じ、監督の選手起用、采配によるところが大きかったと思いますが、それに応えた選手達も集中力を切らさず最後までよく頑張ってくれたと思います。
3日間で計5試合をやり抜けた事は貴重であり、大きな経験値になりました。全試合を通じ、こちらが敗者になってもおかしくない。そういう試合
がほとんどだったかと思います。勝ちたいという気持ちとここ一番、特にビハインド時の集中力が少しだけ優っていたのかもしれません。
 
土曜日夜、帰阪し、昨日早速に練習を行いました。疲れもあったとは思いますが、故障もなく無事元気な姿で全員が練習に参加してくれました。
練習の中で少しでも驕りや浮かれたところなどが見受けられたらカミナリの一つも落とさないといけないところでしたが、結果に満足することなく自分自身
をしっかりと見つめ直し、まだまだ足りないところを補う必要性を感じていた様子に安心いたしました。9月以降も大会があります。
もちろん結果を残す事も必要ですが、一人一人がもっと高いレベルを目指して、練習・勉学に取り組んでほしいと願います。
3年生の活躍を、目の当たりにした2年生諸君。同じように活躍したい。先輩たちと同じように打ちたい。そんな気持ちが芽生えたことと思います。
大事なことは、「俺もやったる」。しかし、気持ちだけではダメ。しっかりとした行動で示す。練習の取り組み方。人と話している暇があったら、人よりダッシュ1本でもスイング1本でもノック1本でも多くやらないと進歩しませんよ!いつわかってくれるのでしょうか?
 

7月28日(木)
「大会を前に」
先週の土、日曜日はいつも親交のある大阪茨木NYさんと練習試合をさせていただきました。
土曜日は、1年生の試合。当チームは1年生に怪我がおおく、1・2年生混同で試合をさせていただきました。1年生にとっては貴重な試合ですが、徐々にゲームに慣れてきたように思います。少数精鋭ですが、これからが本当に楽しみな選手が沢山おります。技術・身体能力は決して突出しているとは言いません。ではどこが?それはゲームを楽しめるということ。緊張し、固まるような選手が少ないように見えます。これは、野球をやる上で相手に対して相当アドバンテージがあると私は思います。ただ、もっともっと元気を出せるはず。戦う姿勢を見せれるはず。うちに秘めたものは要らない。ボールを触る時だけではなく、ランニングでもトレーニングでも結局は自分との戦いなので、自分自身に負けない姿勢が大切。それは最終的には自分の身につくことになるから。
日曜日は3年生の試合。福井大会を前に最後の実戦。ゲーム前、監督からもテーマが出されていましたが・・・・・。まだまだ打った打たないにこだわりが見える。
その時の状態や相手投手との相性で、誰でも打てない時はある。でも、走塁と守備にスランプはないでしょう?。今まで散々指導されてきたこと。打てなかったら守備や走塁、また他の選手に対するアドバイスや守備や走塁の指示。出来ることが沢山あるはず。当チームのOBで県立Y高校キャプテンのKは、試合途中で交代させられてもチェンジになれば選手を出迎え、ベンチでも常に声を出して他の選手を鼓舞している。自分のやるべきことを全うする姿を大会で見せてくれています。それは最終的には野球をやめたあと社会に出てからも通ずるものになるのではないでしょうか?!
福井大会に臨む選手たち。声が枯れ、足がつり、倒れこむまで。それぐらい必死になって試合に取り組むこと。結果はついてくるはずです。

7月11日(月)
「高校野球夏の大会」
気温の上昇に伴い、夏本番です。いよいよ高校野球兵庫県予選も始まります。
当チームの2期生にとっては高校生活最後の大会。私も30数年前に経験しました。当時母校はシード校でしたので16強は当然。ブラスバンド部の友人達も「ベスト8ぐらいから応援行くわ!」なんて勝ち上がるの当たり前のように言われたことを覚えています。しかし結果はベスト16を前に32で敗退。
香寺高校に延長17回3-4で敗れました。4番の藤岡代表が徹底マークで、結局周りが全く打てなかったのが敗因?かな。何も工夫なく淡々とイニングが過ぎて行きました。今も思い出すのは、1回ノーアウト1塁で初球を投手前にバンドをしてしまい、セカンドで封殺されてしまいました。3塁手のチャージがきつくて、一瞬迷ったまま安易にバンドをしてしまったこと。あそこで、1球待てる余裕がなかったこと。守備では17回の表にツーアウト3塁で三遊間を抜かれて勝ち越しされたのですが、あの場面で三遊間を締める指示が思いつかなったことを本当に後悔しています。2期生もどうか余力を残さず全力で、そして3年間積み重ねた技術と全ての知恵をふんだんに駆使して甲子園を目指してください。まずはしっかり食べて寝る。夏の大会はある意味、スタミナ勝負。ここまで来たら、一番に体調を整えて欲しいと思います。数名の4期生がベンチ入りさせていただきました。最下級生としての仕事。またベンチ内で自分の出来る事を見つける。また、いつ出番が来ても良いように常にゲームに入っていく。そして心と体の準備をしっかりと持って待機して欲しいと思います。外から見る選手は、「勝った、負けた」だけでなく、自分ならこうする。こう打つ。こう投げる。応援しながらそういう視点も忘れないで欲しいと思います。
 

6月30日(木)
「練習試合」
日曜日、いつもお世話になっています大阪NYさんと練習試合をさせていただきました。
土曜日から降り続く雨でグランドコンデションは心配されましたが、なんとか3試合することが出来ました。
 
3年生のゲームではいつもながらですが、投手陣がピリっとしません。毎試合毎試合投げてみないと分からないでは話にならない。
自分自身の「感覚」というものを掴んで欲しい。例えば体のキレが悪いならゲームの中でも走るなり、投球練習を増やすなり何らかの工夫が必要だと
思います。私が高校の時、ひとつ上のH高校のエースの方(後ほど社会人経由でプロに行かれました)は、試合中、チェンジになると毎回ブルペンに向かい投球練習をされた事がありました。ブルペンではカーブを多投されていた記憶があります。それは自分自身でカーブのキレに納得が出来なかったからだと思います。修正しようとする姿勢、そして2試合分に近い球数を投げるスタミナに驚かされました。そういう自分自身で自分の状態を把握できることもこれからは大切になります。打者は、長打力が着いてきました。が、長打の後の打席での考え方。投手は当然警戒してくるはず。じっくり打ちたい球種、コースを我慢して待って欲しい。中学生に求めることではないかもしれませんが、長打の後のバッティングほどコンパクトに、また状況に応じて打つ事を心がけてほしい。なぜなら、誰しもスイングが大きくなりがちであるから。そこから崩れることも十分有り得ることだと思います。調子の良い時(上手くいく時)ほど、大胆かつ繊細に。調子の悪い時は結果を考えない。思い切りよく行くことが大切。
 
1.2年生は故障者が続出している中で、現戦力の中で本当によく頑張ってくれています。まだまだ結果を求める必要はないですが、7回も中継プレーでホームでアウトを捕り、勝ち越しを防ぎました。以前ならアウトのタイミングでも何らかのミスで生還させていたはず。少しずつ練習の成果が出てきました。担当コーチ曰く試合での集中力が上がってきたとのこと。今やるべき事をしっかり継続して欲しいものです。3年生の試合に出ている2年生は、同学年(2年生)との試合時にもっと上から目線で試合に臨んでほしい。それだけの力があるから上の試合に出ている自信を持ってプレーする事。故障の選手は、まずは焦らず怪我に向き合うこと。そして出来る事は人一倍する。ボールが投げられないなら、徹底して走り込み、同時に体幹も鍛える。走れない選手は歩いたり、体幹・腕・肩をしっかり鍛える。与えられた事以外、自分自身でなにかに取り組む。今、試合に出れない、思い通り練習が出来ない。その悔しい気持ちがあれば人一倍頑張れるはず。
 

6月20日(月)
「夏場を乗り切る」
梅雨の最中、暑い日々が続いております。先日(18日)の土曜日は真夏かと思ってしまうほどの気温で、選手にとっては早くも大変過酷な季節が近づいてきました。午前中の練習を終え、昼食に入りましたが、
毎年夏になると食事が進まない。こういった選手が多々見受けられます。
多くの選手は食べたいものを食べたいだけ食べる
(逆に少ししか食べなくても良い)。そういう習慣が身についているようす。
ある選手は朝食を「パン食」で済ませているようです。本人曰く、パンしか食べれないとのこと。前監督の足立名誉監督も常々、「朝はご飯(お米)を食べてくるように!」選手には指導されてきました。なぜ?ご飯の方がパンよりお腹持ちが良いということと、エネルギー効率が良いということがまず挙げられます。簡単に言うと、病気で食欲がないときなど「お粥」を食べることが多いと思います。胃に優しいこと。消化吸収が良いということ。食育されている中学チームや高校などが選手に摂取させているのは「ご飯」がほとんどです。
あるチームは一日練習の合間に昼食以外に2合は当たり前。そのぐらい食べることに力を注いでいるチームもあります。
今、当チームでは食育という部分には冬場以外、着手していませんが、まず、朝からご飯をしっかり食べてくること。昼食(お弁当)を完食すること。
このあたりは徹底して指導して参りたいと思います。特に昼食を完食できない選手は、完食できるまで午後の練習には参加させていません。保護者の皆様にも何かとお忙しいところ、また個人様の生活スタイルや習慣などもあるとは存じますが、できる限り朝食に「お米」。お茶漬けでも、味噌汁でも良いので流し込んで来る。お弁当にも出来るだけ「お米」を多く入れて頂きたくお願いする次第です。今から「たくさん食べる」習慣を身に付ける。食べた分のエネルギーを練習の為のエネルギーに替え、しっかり夏場を乗り越え、大きく成長に結びつけてほしいと思います。     
 
雨の体育館練習でわかったこと。3年生の腹筋と背筋の筋力不足が露呈されました。体が大きくなり体重も増えています。
その体を支える筋力が足りないと当然怪我のリスクも増えます。
腹背筋(体幹)は毎日継続して行わないと身につきません。
自宅での個人練習で継続すること。1.2年生も同じ。個人差はありますが、所要時間は15分~30分ぐらいでしょう?例えば、1日1000回の腹筋で週一回より、毎日100回の腹筋の方が身につくように思いますが・・・・。

6月1日(水)
「初陣飾れず」       
大阪NYさんとの練習試合。一年生にとっては初めての対外試合。              
当日は所用で参加できませんでしたが、スコアーBOOKを見る限り、なかなかしまったゲームのように見受けられました。  
エラーはともかく四死球が少ないということは良い傾向かと思います。
残念ながら  一敗一分けという結果でしたが、
これからドンドン経験を積んでいけば良いと考えます。
ただし、練習の時からもっと元気一杯に明るく取り組まないとダメです。
3年生を見習うこと。                  
       
2年生は一試合だけでしたが、惨敗のようでした。
実際見ていませんので、
あくまでスコアーから見るとエラー絡みからズルズルと失点を重ねている。
この辺は今までと何も変わらない。結局、誰もムードを変えることをしない。特に  捕手、内野手は声をかけたり、投手のテンポが一定になっているなら牽制を挟む等で、投手が短調にならないよう にしてあげる。
捕手も変化球から入るなり、ボールから入るなり何らかの工夫が出来るはず。   同じ負けるにしても毎試合何か変えていかないと進歩がない。
連休明けの大会でコーチに「チーム内で怒りあえ!」 
(もっと互いに叱咜しろとうこと)と言われていたと思うけど、この試合ではどうだったんでしょうか?自分ができないから 人に言えないではなく、出来ても出来なくても注意し合う。    
人に云う事が自分自身を高めるということに気付いてください。 逆に言えば、注意できないということは知識もなければ、自分自身がそういうプレー   
をしようとしていない。それはすなわち「なにも考えていない」ことを意味するのでは?それでは向上しないでしょう。  体力・技術。すぐには結果は出ない。         
先週の土曜日、練習時間の都合で強化練習を省きました。日曜日もゲームだったので、おそらく強化練習はできていないはず。その状況の中、何人の
選手が家に帰ってからでも強化メニューに取り組んだのでしょう?疲れた状況でもしっかり取り組む。すべて自分の為。人より秀でるため。      

 


5月26日(木)

「指導不足」

先週の土曜日、神戸西さんと昼から練習試合をさせていただきました。

いつもお世話になりありがとうございます。午前中、練習を行いましたが、

試合に行くメンバーのほとんどの選手が試合の為の調整ムード。

肩をほぐす程度のキャッチボール。目慣らし程度のバッティング。特に何をするわけでもない。何のために日々、努力練習しているのか?正直、残念な思いをしました。

試合の為に体力を温存していく理由は何?今日一日、グランドで何を得る(何を積み重ねる)のでしょう?コツコツ積み上げてきたことは?

以前なら時間を惜しんで、あれもこれもと取り組んでいたはず・・・・。

まだまだの選手が練習を疎かにしては、今後の伸びしろもたかだか知れていることでしょう。このチームの方針が高校野球、その上のレベルの準備段階ということであれば、「筋肉疲労」(肩や足が張った状況)「肉体疲労(ばてている)」の中で、ゲームに臨むことも今後大事な部分だと思います。

当然、夏の高校野球予選のベスト16以降はほぼ連戦であるということ。近年の夏の気象は私たちがやっていた頃よりも酷暑であるということ。また、この夏にも勝ち上がれば2日で、3、4試合をする大会にも出場させてもらっています。

夏場の大会を踏まえ、この2ヶ月はしっかりとそういう経験値を作ることも大事な事と理解して欲しい。そういう部分も今まで何度か指導してきたつもりでしたが、つもりはしていないのと同じ。自身の指導力のなさを痛感させられた一日となりました。

 

1・2年生は日曜日にいつも交流のある大阪NYさんと練習試合です。

1年生にとっては、初めての練習試合。結果など気にせず、「元気」「全力」「楽しむ」ことを大切に、戦って下さい。

2年生も同じに、元気を出して失敗を恐れない。そして相手に負けない強い気持ちを持ってプレーしてください。

まだ強化が始まって2週間。すぐに結果を求めず、地道にコツコツやること。試合も大切ですが、今日一日、自分の為になるように空いている時間にしっかりトレーニングすることが大切。人は人。自分の為になるよう努力してください。

 

 


5月11日(水)
「県知事杯を終えて」
5月の3連休にスターリーグさん主催の「県知事杯」に参加させていただきました。
大会に際し、ご尽力頂きました関係者の皆様、公私ご多忙の中本当にありがとうございました。
今年こその思いでいましたが、結果はサヨナラ負けとなってしまいました。
1点ビハインドの7回表にツーアウトランナー無しから、
一番小川がヒットで出塁、すかさず2盗、澤田がタイムリーで同点と素晴らしい粘りを見せてはくれました。
試合後、ミーティングの中で選手一人一人が敗因を分析出来ていたところは成長を感じさせてくれました。
カウント球は何か?どの球に絞るか?コースを考えたバッティング。
チャンス時の集中力。走塁時の思い切り。
守備に関しては送球の正確性。カバーリング。少しずつ進歩していけるよう
練習に試合に取り組んで欲しいと思います。
もっと上手くなりたい。もっと遠くに飛ばしたい。あとコンマ何秒でも速く走りたい。この気持ちがあればまだまだ成長出来るはず。
 
「先を見据える」
5月7日8日も2日間、いつもお世話になっているMOBBCさん主催の2年生大会に参加させていただきました。
関係者の皆様には準備、また会場の設営など何かとお世話頂き、本当に有難う御座いました。
チーム設立以来、この時期に2年生大会に参加するということは初めての事で、選手にとっては初の公式戦です。結果は残念ながら、予選リーグ戦2敗。敗者戦においては15-1という大敗。3連敗という結果となりました。
今大会で、課題が数多く露呈されましたが、一番足りないのは気力・闘争心ではなかったかと思います。
ミスをしてはいけない。こういう時はこうしないとダメ。そんな事を考える前に、相手と戦うということを忘れていませんか?
相手の投手と戦う。飛んできた打球に対して積極的に取りに行く。走者に無駄に前の塁を与えない。投手は打者を攻める。
15-1の大敗の中で誰かひとりでも「これからも勝てない」という気持ちがあれば、今後も成長は望めないかもしれません。
これから、練習が待っています。その前に「よく食べ、よく眠る」食べた分のエネルギーは練習にしっかり使う事。
エネルギ-が足りなくなれば、また食べる。疲れたらしっかり休む(寝る)。朝・昼・晩。しっかり食事をする。
何を食べないとダメということではなく、お腹一杯食べる。胃を大きくする。食べる体力がつけばもっと練習が出来るようになると思います。
まず、そこから取り組むことも大切です。
今の3年生も去年の今頃どうたったでしょう?みんなまだまだやったけど、
一生懸命練習はしていましたよ!
2年生も同じように、いやそれ以上にやらないとあかんでしょう!?
まだまだ先は長い。
いかに先を見据え、そして気持ちも含め継続して練習して欲しいと思います。

5月2日(月)

『期待』

今年二回目の公式戦「県知事杯」に参加させて頂きます。
毎年出場させていただいていますが、なかなか結果の出ていない大会です。
さて今年は・・・・・・。
打線は神戸市長杯から引き続き好調を持続しています。
課題の守備・走塁。大会後、監督、コーチから意識は徹底されてきました。
あとは試合で実践できるか。思い切ったプレーを
試合のプレッシャーの中でできるか。このあたりに注目します。
三年生の初夏を迎え、そろそろ、①ワンチャンスをものにする集中力。
②攻守のメリハリ。特に得点後の守備と得点された後の攻撃。
チーム全体として、試合運びが上手にできるか?
ダイナミックに打ち勝つというのはなかなか難しい。
特に投手がよければチャンスは少ないであろう。
しかし、相手の四球・守備のミス。このあたりに乗じていけるか?
ビハインドになった時の気持ち。期待したいと思います。
1年生。メンバー入り出来なかった2年生はこの連休を利用し、
十分な練習をして欲しいと思います。
「ゲームに行く選手より、たくさん練習できる。」
追いつけ、追い越せ。悔しさ、「いつか見とけよ!」その気持ちを忘れない。

4月11日(月)

『神戸市長杯』

新チーム最初の公式戦「神戸市長杯中学硬式野球大会」に出場いたしました。
開催にあたり、関係者の皆様、また参加いただきましたチーム関係者の皆様には何かとお世話になりありがとうございました。
昨年は雨で2回戦以降が順延したこの大会も、今年は好天に恵まれ予定通り終了することができました。
 結果は、昨年に続き優勝することが出来ました。まずはおめでとう。選手の頑張りがすべてではありますが、内容は・・・・・・?。
攻撃については、しっかりと各自がバットを振れていたように思いますが、打球判断を含めた走塁に課題が見えました。
春からの試合数が少ない部分もありますが、普段の走塁や守備練習で「試合を想定する」意識が少ないことが一つ。
相手のミスを付く意識がない。相手の守備位置・野手の肩の強さやスローイングの正確性。このあたりまで頭に入れて欲しい。
守備については、ミスの連鎖。一つのミスだけで止めれない。お互いがカバーする意識のなさ。バッターのタイプで打球方向や飛び方の
予測(例えば左打者のレフトへの打球はライン側に切れるなど)などなど。常に先のプレー。カバーリングの重要性。声の掛け合い(指示)
普段の練習時から起こりうるすべてを頭の中で整理し、声かけで認識する事が大事だと思います。
投手について。試合終了後のミーティングの中でどれだけ理解してくれたでしょうか?良いフォーム。早い速球。キレのある変化球。どうでもいいです。
後ろに何人守ってくれているか良く考えて欲しい。まずそこでしょう!

3月14日(月)

『祝 卒団!』

昨日、来賓の皆様をはじめ保護者の皆様、関係者の方々のご臨席の元、

盛大に卒団式が挙行されました。

       

保護者の皆様には3年間スリースターズの活動にご理解・ご協力頂き

本当にありがとうございました。

         

毎週のお弁当作り あるときはまだ陽がのぼらない早朝からの送迎など

ご苦労が耐えなかった事と存じます。

       

おかげさまで、私どもスタッフも安心して指導に専念することができましたし、

子供達も野球に打ち込めたことと思います。

     
本当にお世話になりありがとうございました。                    

選手のみんな、あっという間の3年間でしたね。

みんなにとってどんな3年間だったでしょうか?

           

希望と不安が溢れ出す1年生の春。

入団間もない頃、神戸のチームと練習試合を行いましたね。

         

試合前のスタメンを確認すると、

サードにタツマ。ショートにセイショウ。ファーストがヒカルでライトがマモル

だっと思います。

     

1年生が4人が名を連ねていました。

驚いて足立名誉監督に「監督、1年生で大丈夫なんですか?」思わず聞きました。

     

監督は「大丈夫、1年生育てるんや!」それほど期待があったと思います。

3年生の試合にでた選手たちを頼もしく思いました。

     

2年生になると、ほとんどの選手がレギュラーに名を連ねました。

春の大会、思うように結果が出ない。そんな日々を続いてました。

   

その頃、名誉監督がお亡くなりになりました。ポッカリと大きな穴が空きました。

私たち以上に選手はショックが大きかったと思います。

   

そんな時、君達の前向きな姿勢に私たちは助けられました。

よし、野球するぞ。練習練習。過酷な夏休みがやってきました。

     

ベースランニングに始まり、ボール廻し。いつまでたっても終わらない。

あと少しで終わり。そんな時、よく暴投してくれたな。ヤンチ・ライア・ワタル。

 
ヤスナガ特訓道場ではよく涙してノック受けてたよね内野手たち。                

冬には、学園外周のランニング。過酷な坂道。

この世の終りのような顔で走っていましたね。

おそらくスリースターズの歴史で一番練習した

   

時期ではなかったかと思います。

3年生の春。素晴らしくパワーアップした姿をみせてくれましたね。

数々の大会で結果を残してくれました。

   
                             

君たち自身は気づいていないかもしれません。

今の自分自身がけっして素質だけではなくひとりひとりの努力の成果であること。

     

どんな時も誰一人、歯を食いしばって何クソ。

絶対負けるか。その強い気持ちを持っていること。

野球に限らず「自分に勝つ」この精神力を身につけていること。

                             
                 

これからもっともっと厳しい世界が待ち受けています。

立ち止まる事は簡単です。でもどんなときも己に勝つ。そして

       
名誉監督の教え「1に練習2に練習3に練習4に練習5に練習練習以外何もない」              

この言葉を忘れず、高校生活そして野球がさせてもらえることを

お父さん・お母さんに感謝し、日々邁進してください。

       

この中からきっと甲子園出場・プロ野球入団。

そんな選手が必ず出ることを信じています。

           

卒団生の前途に幸多かれ!3年間ありがとう!

スリースターズ総監督 堂本一康


2月13日(土)
『地道な練習』
今年は正月から暖かい日が続き、例年になく1月はボールを触ることが出来ました。そうは言っても、やはりランニング・トレーニング優先の中で、
少しノックを受けるという程度ではありましたが、
トレーニング面では「股関節」「持久力」をテーマに、
ノックの中では「動きながら目で追う」「動きながらボールに対応する」
ことを意識し練習いたしました。
約1ヶ月経ちましたが、昨日のノックで感じたこと。
①内野手の補球姿勢が良くなってきている②球際に強くなってきている
③捕球体制が悪い時の体の立て直し・使い方ができてきた。
また、体幹的にも粘りが出てきているように思いました。
同じトレーニングの繰り返し。なんで何セットもするのか?
同じことばかり楽しくないですね?
セット数を伝えるとほとんどの選手が暗い顔をしています。
いつも監督やコーチから「どうせやらなあかんねんから、前向きに楽しくやれよ!」っていわれてます。
ではボールやバットを使えば楽しい練習になるのですか?
打撃も投球も守備練も反復していくことに代わりはないのです。何百回・何千回素振りする。何百球何千球ノックを受ける。結局、地道に繰り返すことができる精神力が必要だし、それができる選手が成功するのではないでしょうか?そういう気持ちで練習に取り組んで欲しいと思います。

1月7日(木)
『新年』
新年あけましておめでとうございます。昨年は当チーム活動にご理解・ご協力いただき本当にありがとうございました。
さて、いよいよ今週より2016年の活動が始まります。長い休みの間、子供達はどのように考え、どのように過ごしていたのか、個々の姿を
見ることができます。2年生にとっては、今後の進路を含め重要な冬場であります。また、1年生は新チームでの自分自身の位置や立場が大変
重要になる年になります。少数精鋭の中で、一人ひとりが競争意識をもって、今シーズンを戦って欲しいと思いますし、この冬場をやりきった
選手こそが春からの戦いに参加し、活躍してくれることでしょう!
期待に胸膨らませ、そして子供達の可能性を最大限に引き出せるよう今年も頑張りますので、ご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

12月15日(火)
『足立杯』
三年生の最後の大会「足立杯」に臨みました。結果は準決勝で敗退。
選手各個人の頑張り、特に投手陣はよく投げてくれたと思います。しかし、守備からの失点。防げるミス。打力が計算出来ない分、接戦は覚悟していたのですが、私自身の大会に対する準備不足を露呈した結果となってしまい、本当に選手には申し訳なく思っています。0点で押さえれば負けはない。野球にはエラーはつきものではありますが、結果としてエラーとスコアーブックに入らないミス。接戦を予測するならこそやっておかなければならないプレーの反復を怠った私の大きなエラーだと感じました。普段から準備の大切さ。これはゲームの組立において私自身が必要なことだったのかもしれません。
控えに回った選手。怪我で十分な力を発揮できなかった選手。そして最終戦で悔いが残った選手。君たちはまだまだこれからです。高校では必ず活躍してくれることを期待しています。スリスターズの球史において数々の輝かしい結果を残してくれた3年生、本当にありがとうございました。

12月2日(水)
『祝優勝』
1.2年生
関西新人交流大会に参加させていただきました。
大会開催にあたり、関係者皆様方には大変お世話になり、ありがとうございました。昨年に続き、今年も優勝できることができ本当に嬉しく思います。
私は今大会に帯同できませんでしたが、監督・コーチの指揮もさる事ながら、選手たちはしっかりときちんとした野球を心がけた結果がこの成果につながったのだと思っています。まだ、新チームから4ヶ月。課題だらけのチームではありますが、投手を中心とした守り。攻撃は、ワンチャンスで確実に点を取る。そういったところが随所に出ていた大会であったと聞いています。現状に満足せず、この冬、各自がしっかりとした課題と目標を持って取り組んで欲しいと思います。
3年生
レッドスター様主催の大会に参加させていただきました。大会開催にあたり、関係者皆様方には大変お世話になり、ありがとうございました。
3年生とっては節目の大会。全国レベルのチームも参加され、私どもにとっては実力・レベルを体感させていただける大会です。今年で4回目の出場となりましたが、1回戦で和歌山の強豪チームに完敗となりました。野球に対する目標や、日頃の取り組み方の違い、自分自身の甘さを選手は痛感したことと思います。
楽して上手くなったり、体が強くなったりすることはありません。どれだけ努力継続できるか?今だけを見すぎている。いまではなく何年後かを見据える。
そこに対して何かを継続努力していく。「いつ、どこで」「何をきっかけで」自分自身が成長するかわからない。でも、それには日々の努力という下地がないと「きっかけ」も掴めないまま、当然、結果もでないまま野球から卒業してしまうのかもしれません。小さい時から野球をしてきていつも「うまくなりたい」「あいつには負けない」そんな思いで野球を続けてほしい。まだまだこれから努力次第で自分は変われるはず。高校・大学・社会人。様々な舞台で野球を続けていく上で、チャンスは必ず訪れるし、そういう気持ちがあるかないか。この敗北から出発ではないでしょうか?

11月25日(水)
『投手』
少し忙しい日々が続き、この「総監督の部屋」もなかなか更新できませんでした。
管理人の池ちゃんから、「総監督、大丈夫ですか?」という電話がありました。
聞く所によると、しっかりと見てくださる方々がいらっしゃるということで、先日の話に熱がこもっていないとのご指摘云々・・・。その言葉を聞き、大いに反省しているところであります。
 さて、2年生の大会後にも、1.2年生には伝えたのですが、
野球というスポーツの中で「投手」の占めるウエートは相当であると思いす。中高校レベルなら8~9割が投手力ではないでしょうか?
よく言われる良い投手とは?私は勝てる投手が、良い投手だと思っています。速いボール、素晴らしい変化球。そして制球力。投手が考えるレベルはとても高い場所にあります。もちろん目標は高いほうが良いでしょう!
でも、必ずしも上に挙げたレベルのある投手が、良い投手だとは、私は思っていません。
簡単に表現するなら、投球練習で「ボールが走る」時があると思います。
うちの選手でも然り、私が社会人野球を指導していた時にも見受けられた
いわゆる「休み肩」での投球。休ませていた肩が軽いため腕がよく振れるからか、妙にボールが「走る」(普段よりスピードが出ているように感じる)。
これが一番打ちやすいボールになることがある。数ウイニングは持つが、
2周目あたりから、捕まる。意外と投げている本人は気づかない。
どうして打ちやすいのか?要は手投げに陥る。野手の投げるボールとおなじです。体が早く打者に向き、
ボールの出処がわかりやすい。見やすいボールは、スピードさえ合わせば打ちごろ。手投げなのでボールが軽い。走っていると勘違いしているから、打たれだすと修正が効かない。
投手と野手の違い。野手は体が早く開く(投げる方向にしっかりと向く動作が早い)。
投手は、できるだけ打者方向に向かないように下半身と上体の差が生まれる。当然同じスピードでも、野手の投げるボールの方
は見やすく、投手のボールの方がタイムラグが生じて、少しタイミングが変わると思います。
当然このことから、速くても野手のように投げれば打ちやすいボールであるということが、わかってもらえるはず。
またストライクを取りに行く時や、疲れて下半身が切り替えせない時にこのような状態になりがち。だから、まずは下半身が大事なのだと思います。
どういう状況でも下半身と上体の差が保てることができるかということにつながると考えます。
では、勝てる投手とは?①自分のスタイルに徹しているか(把握しているか)②勝負球・カウントを取れるボールがあるか。③自分の状態が
把握できているか。④投球以外のところで勝負ができているか(フィールディング、牽制など)
その他に多々ありますが、速いボールがなくても、素晴らしい変化球がなくても、打ち取れる方法があるはず。
タイミング合わなかったらまず打てないでしょう。打者心理から、タイミングが合わないときは、なかなか振れるものでは
ない。私の経験的にも、ボールの回転の悪い投手(クセ球)。タイミングが取りにくい投手(出処がわかりにくいのもおなじ)
。インコースの多い投手(踏み込みにくい)。緩急のある投手、早い変化球(フォークやスピリットなど)。ボールのキレ。
このうち2つぐらい該当すれば相当打ちづらい投手と言えるのでは!?ということは、いかに自分のスタイルが
把握できているかとういうことが大事になってくると思いますし、仮にスピード不足でも正々堂々と打ちにくい投手になればよいのでは
ないでしょうか?もちろん、スピードや制球・変化球などこれから高校でドンドン成長してくれれば良いことです。
 

11月10日(火)
『大会を振り返る』
 10月末から11月にかけ、1.2年生は初めての大会に参加させていただきました。
初の公式戦。1回戦はなんとか勝ち上がりましたが、2回戦は10-0の完敗となりました。
公式戦ということで、少し硬い面もあったように感じましたが、負けゲームの中でもわずかな
光明も見いだせたように思います。それは、最後まで一生懸命に取り組んでいたこと。
誰一人諦めない気持ちを持って戦っていたこと。この悔しさはこれからの練習にしっかりと
ぶつけてくれることでしょう!
 
3年生は、和歌山での大会。接戦をものにし、優勝してくれました。
内容云々もありますが、やはり野球は勝たないと面白くないでしょう!
レギュラー・控えとも全員での勝利だったと思います。
残りの大会も、強い気持ちで望んで欲しいと思います

10月6日(火)
『実戦形式』
九月末から最後の大会に向け、実戦形式の練習を徹底して行っています。
今まで、月に数回だったゲームノックが、毎週午前中ビッシリです。
次の塁を狙う走塁、次の塁をやらない守備を何度も何度も繰り返す。
打球によりその都度、走塁、守備ともに判断が必要になるのですが、何が大切か。
まず、準備。走塁で考えると、外野手・内野手の守備体系が頭に入っているか。
例えば、1アウト一塁。打者が4番。内野手はやや深めの中間(バッターのタイプにより変わりますが・・・)
外野手は基本長打警戒となります。当然、内野と外野の間は広めです。
間にいった打球、外野手の前に行く打球でも速い打球、遅い打球。瞬時の判断が必要ですが、
事前にポジションが頭に入っていれば難なく判断できる(特に目の前の打球)ケースも多いと思います。
走塁が上手い選手で守備が下手な選手って少ないと思いませんか?
もう少し噛み砕くと、走塁が上手い選手で守備のポジショニングがおかしい選手も
少なくないですか?それは上のようなことに対して準備が携わっているからだと考えます。
守備と走塁。足が速い選手が必ずしも判断が良いわけではないし、走塁がうまいわけではない。
逆に遅いからといって諦めない。準備、判断、スタート、ベースタッチを磨けば遅さをカバーできるはず。
肩が弱いから・・・足が遅いから。諦めてないですか?次に対する頭の準備、視野、ポジションニング、
スタートダッシュ、捕球してからのスピード。送球の正確性。いくらでもカバーできるはず。
身体能力以外でも自分自身を磨いて欲しい。そういう打つ投げる以外のところで主役になれるスポーツが
野球でもあるし、そういうところに醍醐味や楽しさがあることを理解し、取り組んでほしいと思います。
 

9月24日(金)

『チーム力』

シルバーウィークの4日間を利用し、オープン戦を行いました。

3年生は、4試合、1、2年生は、5試合させていただきました。

相手チームの代表様、指導者様、関係者の皆様には、グランドの使用、設営、整備、審判、後片付けなど大変お世話になり、本当にありがとうございました。

3年生

レギュラーが故障、また勉学で数名抜け、今まで控えに甘んじていた選手にとっては最高のチャンスです。良い結果が出た選手は、どんどん自信を持ってやってほしいし、この結果に甘んじず、努力し続けることが大事。

結果が出なかった選手、これからの課題が浮き彫りになったことでしょう。

これからの練習でどのように取り組まなければならないか?

もう最後の大会はそこです。「競争意識」これが3年生には必要です。

1、2年生

元気一杯のナイスゲームが数試合ありました。バットもしっかり振れ、投手は向かっていく気持ちが出た投球が見えました。

課題の状況判断も少し?改善されつつあるように感じました。

でも、まだまだ失敗を恐れない全力プレーがもっともっとできるはず。

劣勢時であっても決して諦めない気持ちを持って戦ってますか?そこに君たちの足りない部分があると思います。練習の苦しさ、悔しさ、そして野球の楽しさを忘れず、日々努力前進するのみ。

                スリースターズ総監督 堂本一康



9月14日(月)

『試合を振り返る』

土日に試合を行いました。

三年生、

自分達の取り組み方、考え方、そして力不足がよくわかったことでしょう。高校まであと半年。この夏から練習や試合の中で求められることの一つ一つがステップアップしていませんか!?もう出来るところに来ているはず。

何が足りないか。攻走守において、ケースケースで、何をすべきか整理せずプレーをしている。ちょっとしたミスや隙をチーム全体が流してしまっている。

しかし、一番足りないのは気持ち。一人一人がゲームに勝ちたい気持ちが見えない。今一度、昨年の足立杯で見せたようながむしゃらな気持ちを全面に出して取り組んでほしいと思います。

一、二年生

試合に入る中で、技術は別として、心、体の準備が出来ていますか?

試合前、投手を含め相手選手をしっかり見ていますか?マウンドに上がる前、打席に入る前、充分な心と体の準備が大事。一球一球、集中してゲームを進めれば、ボールカウントやアウトカウント、点差など頭に入ってくるはず。当然、自ずと守備でも打撃でも走塁でもケースケースで想定される守備体系や、攻撃、走塁などがわかってくるはず。まだまだこれからです!

                 スリースターズ総監督 堂本一康


9月8日(火)

『体育館』

三年生のリーグ戦が雨天中止となり、体育館でランニング中心の練習になりました。夏場封印していたトレーニングメニューを久しぶりに行ってみましたところ、春先に比べ、三年生の背筋、腹筋、ジャンプ力が格段にパワーアップしていました。一、二年生も消化するのがやっとだったメニューを、当たり前のようにやりきることができました。おそらく自分自身では成長していることに気づいていないのでは・・・・?

監督、コーチ陣から『普段からこつこつ積み重ねることが大事』と耳にたこが出来るほど言われてきたでしょう。

すぐに体力も技術も上がらない。でも常に継続し練習すること。現状に満足しない。目標を持って我慢強く継続して取り組むこと。一年先でも三年先でもいつか必ず身に付くはず。そういう信念を持って、野球のみならず、何事にも取り組んでほしいと感じた一日でした。

                 スリースターズ総監督 堂本一康

 


8月18日(火)

いつもスリースターズのホームページを管理して頂いている池田さんから、『総監督の部屋』なるぺージを設けて頂きました。いつもお世話になり、本当に有難うございます。

今年は暑い暑い夏でした。夏休み中は、ほぼ毎週平日2日、土日と練習や試合を行いました。代表はじめ監督、コーチングスタッフには、本当に暑い中お疲れ様でした。3年生は福井県で開催されました広瀬哲朗・宮本和知杯に参加させて頂きました。優勝を目指し、選手達は頑張りましたが、あと一歩及ばず準優勝という結果に終わりました。大会を通じ、他府県のチームさんと対戦することができ、貴重な経験を積んでくれたことと思います。また、元日本ハムファイターズの広瀬さんや元読売ジャイアンツの宮本さんのお話などを聞かせていただき、高いレベルを目指していく上でのモチベーションをしっかりと高めてくれたと思っています。卒団までの取り組みに期待するところです。

1年生、2年生は新チームとなり、少し自覚が芽生えてきたように私は感じています。体力、筋力不足というコーチングスタッフからの意見もあり、真夏の燦々と照りつける太陽の中、ほとんどの時間、ランニング、筋力強化に励んでいます。この調子で、秋冬を乗り越え来年の春には、大きく成長した姿を見せてくれることを期待しています。

去年亡くなられた足立裕司名誉監督の言葉

『1に練習、2に練習、3、4に練習、5に練習。練習以外何ものもない。』

スリースターズの原点がここにあります。

 

                 スリースターズ総監督 堂本一康